【2026年最新】アニメ×音楽のコラボMVとは?人気作品・アーティストの事例まとめ
「コラボMV」とは、漫画・アニメの映像とアーティストの楽曲を組み合わせたミュージックビデオのことです。YouTubeやSNSで目にする機会も多いですが、どのようなコラボMVがあるのか気になる方も多いでしょう。
本記事では、コラボMVの定義を確認するとともに、『NARUTO -ナルト-』や『天幕のジャードゥーガル』など、話題を呼んだコラボMVの事例をピックアップ!アニメ×音楽で生まれる、新たなコラボレーションの可能性を探ります。
アニメ×音楽の「コラボMV」とは
「コラボMV」とは、漫画・アニメの映像とアーティストの楽曲を掛け合わせて制作されるミュージックビデオのことです。音楽とIPをひとつの映像コンテンツとして楽しめるのが魅力で、制作手法によって大きく3つのタイプに分けられます。
- 漫画絵使用型:原作漫画のコマや原画を使ってMVを構成するタイプ
- アニメ映像再編集型:アニメ本編の映像を編集し直して1本のMVに仕上げるタイプ
- 新規制作型:既存の映像素材に頼らず、楽曲をベースに新たに映像を制作するタイプ
アニメのOP・EDでは、作品のために制作された楽曲にアニメーションを組み合わせるのが一般的です。対してコラボMVでは、楽曲に合わせて原作やアニメの名場面を再構成し、新たなコンテンツとして楽しめる仕上がりにしているのが特徴です。
コラボMVの先駆けとなった「JUMP MV」

コラボMVの代表的な取り組みとして挙げられるのが、集英社が展開している「JUMP MV」です。
週刊少年ジャンプ作品とソニーミュージック所属アーティストによるコラボミュージックビデオ企画で、『NARUTO -ナルト-』や『銀魂』など、人気作品のコラボMVが次々と配信されています。
JUMP MVでは、アニメ映像ではなく原作漫画を使ったMVが多いのが特徴です。楽曲のリズムに合わせて漫画のコマが動き出すような演出は、一般的なタイアップMVとは一線を画す表現方法になっています。
話題になったコラボMVの事例5選
ここからは、実際に公開されたコラボMVのなかから、SNSでも話題となった5つの事例を紹介します。ファンのコメントとともに、映像の内容や注目ポイントをチェックしてみましょう。
『NARUTO -ナルト-』× ASIAN KUNG-FU GENERATION「遥か彼方」
『NARUTO -ナルト-』× ASIAN KUNG-FU GENERATION「遥か彼方」は、JUMP MVの第1弾として公開されたコラボMVです。「遥か彼方」は、TVアニメ『NARUTO -ナルト-』のOPとして長く愛されてきた楽曲で、現在もライブの定番曲として歌い継がれています。
MVは岸本先生による原作漫画をベースに構成されており、ナルトたちが躍動するコマ割りを、ビートに合わせてつなぎ合わせる演出が印象的。まるでページをめくっているような高揚感があり、連載当初からのファンにとっては懐かしさも感じられるでしょう。
ファンのコメント・感想
原作絵の力が存分に伝わるMVになっている
「シルエット」や「GO!」ではなく「遥か彼方」を選曲するのが最高
少年編で映像が終わっているところもまた良い
『僕のヒーローアカデミア』× BUMP OF CHICKEN「I」
JUMP MVシリーズの第54曲目として公開されたのが、『僕のヒーローアカデミア』とBUMP OF CHICKENによるエンディングテーマ「I」のコラボMVです。雄英高校ヒーロー科1年A組の絆と成長を辿るMVになっており、こちらも映像には堀越先生による原作漫画が使用されています。
コラボMVは入学シーンから始まり、体育祭、林間合宿、文化祭と完結までの名場面が時系列で登場。1年A組が歩んできた日々を見返しているかのような構成になっています。
編集部のひとこと
同時公開された「THE REVO」(ポルノグラフィティ)のコラボMVでは、緑谷と死柄木に焦点が当たっているのが特徴です。1年A組を主軸にした「I」のコラボMVとは対照的になっており、2本続けて見ることで、作品全体の世界観をより楽しめるでしょう。
ファンのコメント・感想
ファイナルシーズンを一緒に駆け抜けてきた曲と漫画絵を合わせて見られて神すぎる
約2分のはずなのに、何時間も続けて見たような気持ちになった
短い動画で堀越先生の画力の成長とA組の成長を同時に見られるのいいな…
『東京喰種』×TK from 凛として時雨「unravel」
TVアニメ『東京喰種』の10周年を記念して公開されたコラボMVです。「unravel」は、『東京喰種』第1期のOPとして書き下ろされた楽曲で、『東京喰種』と言えば「unravel」、「unravel」と言えば『東京喰種』という方も多いのではないでしょうか。
コラボMVは、アニメの制作を手がけたスタジオぴえろが制作。JUMP MVの漫画を使った手法とは異なり、TVアニメの本編映像を編集し直して1本のMVに仕立てています。映像は、主人公・金木の軌跡を追う構成で、葛藤や孤独と向き合う姿が楽曲の歌詞と重なるようにつながれているのがポイントです。
筆者個人としては「忘れないで」の歌詞とともに、琲世から金木に戻っていく演出が最高に良い。海外からのコメントも多く寄せられており、言語の壁を越えて作品と楽曲の魅力が伝わっている好事例と言えるでしょう。
ファンのコメント・感想
アニメの世界観と主人公の感情を歌詞に落とし込んでいるのが儚い
まじでこの曲は色褪せない
『天幕のジャードゥーガル』×SEKAI NO OWARI「Stella」
TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』の放送開始に合わせて公開された、SEKAI NO OWARI「Stella」とのコラボMVです。
『天幕のジャードゥーガル』は、13世紀のモンゴルを舞台に、元奴隷の少女・シタラが知識と知恵を武器に帝国を揺るがす物語。コラボMVでは、歌詞とアニメ本編の映像を丁寧に重ね合わせており、作品の世界観と呼応する仕上がりになっています。
ほかのMVとは異なり、歌詞も表示されているので、作品を知らない人でも物語のスケールやシタラの生き様を直感的に感じられるでしょう。
ファンのコメント・感想
ここまでちゃんと原作を理解して作られているOP曲はなかなか無い
これから壮絶な人生を送っていくシタラの決して忘れることない激情を感じる
『チ。 ―地球の運動について―』×サカナクション「怪獣」
「怪獣」は、TVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』のオープニング主題歌として制作された楽曲です。命がけで地動説と向き合う登場人物の心情を思わせる、スケールの大きい一曲となっています。
コラボMVでは、物語の流れを追いながら映像が展開。キャラクターのセリフに「怪獣」の楽曲が呼応する構成になっており、没入感がたまりません。
さらに面白いのが、アニメのストーリー展開に合わせた2部構成でMVが公開されていること。第1弾は前半クールのストーリーを、第2弾は後半クールのストーリーを描いており、物語を楽曲とともに振り返れる構成が印象的です。
アニメ×音楽のコラボMVは、ファンを動かす新たなコンテンツへ
コラボMVは、IPと音楽の魅力を掛け合わせた新たなコンテンツです。SNSや動画配信サービスとも親和性が高く、今後は単なる広告の枠を超えた、新しいコラボレーションの形としてさらに広がっていくでしょう。
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