『ちいかわ』初の長編映画、『ちいかわ 人魚の島のひみつ』が2026年7月24日に公開予定です。公開に合わせ、東海道新幹線やCoCo壱番屋など業種を問わず数々のコラボが展開されています。

本記事では、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の最新情報を紹介しながら、『ちいかわ』コラボが人気な理由を徹底分析!事例やデータをもとに、数々の企業コラボを見てきたコラボDBが独自に解説します。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の公開情報

2026年7月24日、ついに『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開されます。公式SNSでは登場キャラクターのビジュアルが続々と解禁され、人魚の紹介文はSNSの反応をざわつかせました。公開日や配給など、基本情報は以下のとおりです。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』公開情報
公開日2026年7月24日(金)
スタッフ原作・脚本:ナガノ
監督:及川 啓
キャラクターデザイン:辻 智子
キャストちいかわ:青木 遥
ハチワレ:田中誠人
うさぎ:小澤亜李
モモンガ:井口裕香
くりまんじゅう:淺井孝行
ラッコ:内田雄馬
配給東宝
公式サイトhttps://chiikawa.toho-movie.jp/

©ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

前売券(ムビチケ)情報と映画限定グッズ

前売券(ムビチケ)は2026年4月17日より発売されており、ちいかわver.・ハチワレver.・うさぎver.・洞窟ver.の4種類の絵柄から選択できます。料金は一般1,500円・ジュニアで800円。劇場購入者には、絵柄と同じデザインのオリジナルクリアファイルもプレゼントされます(なくなり次第終了)。

劇場公開に合わせて、公開記念グッズも販売。オンラインストア「ちいかわマーケット」や公式グッズショップ「ちいかわらんど」、全国の劇場物販やポップアップで購入できます。

7月10日発売の「人魚のうろこ~永遠のお守り~」は、劇中の設定を踏まえるとなかなか意味深なアイテム。SNSでも「わかる人だけわかるグッズ」「人の心がない」と大きな反響を呼んでいます。

ほかにも、マスコットやミニソフビフィギュア、アクリルスタンドなど幅広いグッズが展開されているので、ファンの方は要チェックです。

映画ちいかわグッズ情報
©ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

『映画ちいかわ』公開記念の最新コラボ一覧

劇場公開の後押しもあり、『ちいかわ』を起用した企業コラボも加速しています。最新コラボを一覧でまとめたので、確認してみましょう。

期間コラボ名概要
2026年7月8日(水)〜10月31日(土)
東海道新幹線 ツツウラウラ旅・ちいかわたちと新幹線の旅を楽しめるコラボキャンペーン
・ノベルティのプレゼントのほか、ちいかわが東京駅の1日駅長となる特別イベントも
2026年7月10日(金) 〜10月31日(土)ちいかわ☆星ふるスカイツリーとひみつの島・天望デッキや天望回廊がちいかわ空間に!
・パノラマスクリーンではちいかわの特別映像を上映
東京:2026年7月10日(金)~9月14(月)
大坂:2026年7月24日(金)~9月28日(月)
PARCO 「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」コラボレーションカフェ・作中の食事をイメージしたフードやドリンクが登場
・併設のグッズショップではオリジナルグッズを販売
2026年7月16日(木)~2026年8月31日(月)~ココイチ×映画ちいかわ カレー大作戦・コラボカレーやドリンクセットなど限定メニューが登場
・対象メニューの注文でオリジナルグッズをプレゼント
7月中旬販売予定ユニクロ UTコレクション「ちいかわ」・劇場公開に合わせ、7デザインのTシャツが販売
・KIDSデザインも

なぜ『ちいかわ』のコラボは人気なのか?こらぼDBが考える3つの理由

『ちいかわ』は、数ある人気キャラクターのなかでも特に企業コラボが活発なIPです。ここからは、『ちいかわ』が企業コラボで人気の理由を3つに分けて解説します。

現実とリンクする作品の世界観

『ちいかわ』の世界には、私たちの日常を思わせる要素が数多く登場します。ヤクルトやたべっ子どうぶつなど実在の食品が登場することもあり、現実とリンクする世界観が特徴です。

日常生活の延長線上にある世界観だからこそ、飲食店やコンビニといった普段の生活シーンにも『ちいかわ』は違和感なく溶け込みます。まるで自分の日常にちいかわたちが一緒に暮らしているような感覚が、コラボが違和感なく受け入れられる理由なのでしょう。

共感を呼ぶキャラクター性

『ちいかわ』の魅力といえば、なんといってもキャラクター性。怖がりで泣き虫なちいかわ、社交的で物怖じしないハチワレ、自由奔放なうさぎなどそれぞれに個性があり、自分と重ねてしまうファンも多いでしょう。

このように、人の共感を呼ぶキャラクター性は、企業コラボでも大きな武器になります。性別や年代を選びにくいので、飲食からアパレルまで幅広いジャンルと組めるのが魅力。ファンにとっては、キャラクター単位で推し活をする楽しみもあります。

ファンを自然に生み出すSNS設計

『ちいかわ』はそもそもX発の漫画であり、シェアされることを前提に育ってきたコンテンツです。企業が仕掛けるプロモーションより先に、ファンが自主的に情報を拡散する土壌ができあがっているのも大きな強みと言えます。

実際に、作中でハチワレが和菓子「いなりあげもち」を紹介するとSNSでトレンド入りし、販売元であるもち吉の公式サイトへのアクセスが集中しました。

ファンが情報発信者となり、新たなファンを呼ぶ構造は、コラボの話題づくりにも効果的です。「購入したグッズを撮影して投稿」「コラボメニューの感想をハッシュタグ付きで共有」といった仕掛けを用意するだけで、ファンは自発的に拡散してくれるでしょう。

データで見る「ちいかわコラボ」の成功事例

「ちいかわコラボ」は、単に人気なだけでなく、企業の売上にも貢献しています。ここからは、「ちいかわコラボ」の成功事例をデータとともにご紹介します。

くら寿司×ちいかわコラボキャンペーン

2024年3月8日から開催された、くら寿司とのコラボキャンペーン。「ビッくらポン!®」でオリジナルグッズが当たるというキャンペーンで、2,500円のお会計ごとにクリアファイルをプレゼントという企画も実施されました。

オリジナルグッズに関しては、第1〜3弾に分けて異なるグッズを提供することで、リピートを活発化。配布開始から数日で終了する店舗もあり、人気の高さがうかがえた事例です。

2024年3月度(コラボキャンペーン実施期間)の既存店売上高は、前年同月比23.0%増を記録。来店者数は9.5%増、客単価は12.3%増となり、くら寿司は年度最大の成長を達成しました。

※出典
日本経済新聞|くら寿司の純利益、過去最高の44億円 11〜7月期
くら寿司株式会社|2024年10月期第2四半期 決算説明会資料

マクドナルド×ちいかわ ハッピーセット

『ちいかわ』とマクドナルドのハッピーセットコラボは、社会現象を起こした代表例とも言えます。ハッピーセットの付属おもちゃとして『ちいかわ』のオリジナルグッズが展開され、2025年5月の初回開催では、第1弾はわずか3日、第2弾は即日で早期販売終了となりました。

マクドナルドは、2025年5月の既存店売上高で前年同月比14.7%増、全店売上高も16.5%増を記録。一方で転売目的の大量購入が原因で、廃棄率はコラボ商品全体の15%に上り、社会問題としても注目を浴びる結果となりました。

この反省を受け、2026年5月の再コラボでは1会計あたり4個までと数量を制限。購入券の提示やフリマアプリの出品禁止措置など対策が敷かれ、以前に比べて、初日は落ち着いた滑り出しを見せました。

※出典
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702)|【月次 IRニュース】 2025年5月

なとり×ちいかわ「なめらかチータラ」シリーズ

食品メーカーのなとりは、チルドチーズ「なめらか チータラ」で、2023年11月から『ちいかわ』とのコラボパッケージを展開しました。

元々は40代以上の女性から支持を得ていた商品でしたが、『ちいかわ』とのコラボパッケージで反響が続出。2022年11〜12月の出荷実績を100とした場合、コラボを実施した2023年度は158まで伸長し、10〜30代女性の購入割合も7.0%(2022年度)から18.4%(2023年度)へと拡大しました。

人気を受けて2025年1月には全7品にラインナップを拡大した第3弾も発売されており、既存ブランドの新規顧客獲得に成功しています。

※出典
株式会社なとり|プレスリリース ちいかわコラボレーションパッケージ第3弾が登場! 開発背景

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』で広がるコラボの可能性

『ちいかわ』は、飲食・アパレル・交通・食品と、業種を問わずコラボ成功の可能性があるIPのひとつです。『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の公開に合わせて、企業コラボの機会は高まっており、新規ファンの獲得や既存ファンの熱量向上も期待できます。

『ちいかわ』とのコラボに興味がある担当者様は、ぜひコラボDBの支援もご活用ください。