【レア度MAX】企業コラボで「色違い」になったキャラクターまとめ!話題化の理由と成功事例
いつもとは違う配色になったキャラクターグッズは、見慣れたキャラクターだからこそ「いつもと違う!」という驚きがあり、SNSでも思わず目を奪われる存在です。
企業コラボでは、キャラクターを企業のコーポレートカラーやブランドを象徴する色に変更することで、限定感や特別感を演出する事例があります。なかには、普段のイメージから大胆に色を変えたことで、大きな話題となったコラボも。
今回は、キャラクター自身が企業カラーに染まった事例をはじめ、グッズ全体の色でブランドの世界観を表現した事例、既存の色違いキャラクターを商品カラーと組み合わせた事例まで紹介します。「色違いコラボ」がファンの心をつかみ、SNSで話題になりやすい理由についても、マーケティングの視点から紐解いていきます。
キャラクター自身が企業カラーに染まる!王道のインパクト手法
キャラクターそのもののカラーを企業やブランドのイメージカラーに変更するのは、「色違いコラボ」の王道ともいえる手法です。
普段とは異なる色に変えることで、ひと目で「限定コラボ」だと分かる特別感を演出できます。人気キャラクターほど通常のカラーが広く知られているため、あえて色を変えることで意外性が生まれ、SNSでの話題化にもつながりやすくなります。
『エヴァンゲリオン』 × セブン-イレブン 衝撃の2メートル初号機で話題沸騰
『エヴァンゲリオン』とセブン-イレブンのコラボでは、通常とは大きく異なるカラーリングの「エヴァンゲリオン初号機」が登場しました。
2014年にセブン-イレブン限定で予約販売されたのは、なんと全高約2メートルのヒューマンスケールフィギュア。通常の初号機は紫と緑を基調としていますが、こちらは企業カラーを意識した"セブン-イレブンカラー"仕様に変更されています。
さらに驚きなのが、販売価格。2メートルという圧倒的なサイズに加え、価格は170万円(税抜)という超高額商品でした。
「巨大な初号機がセブン-イレブンカラーになっている」というインパクトに、170万円という価格設定も重なり、SNSなどで大きな話題に。企業カラーとキャラクターの色違いを大胆に掛け合わせた、まさにレア度MAXのコラボ事例です。

新劇場版 エヴァンゲリオン初号機 ヒューマンスケールフィギュア
■予約期間:2014年8月7日~8月31日
■価格:170 万円 (税抜)/183.6 万円(税込)
■URL:https://www.sej.co.jp/library/material/localhost/pdf/2011/2014080503.pdf
『機動戦士ガンダム』 × セブン-イレブン 店舗カラーを纏った限定ガンプラ
『機動戦士ガンダム』とセブン-イレブンのコラボでは、人気モビルスーツをセブン-イレブンの店舗カラーをイメージした配色にアレンジした限定ガンプラが登場しています。
代表的なのが「νガンダム」や「ストライクガンダム」のセブン-イレブン限定カラー。おなじみのガンダムに企業を象徴するカラーを取り入れることで、通常版とは異なる特別感を演出しています。
ガンプラは、プラモデルならではの「色を変えてもキャラクターや機体の魅力を保ちやすい」という特徴があります。もともと様々なカラーリングのモビルスーツが登場する作品だからこそ、企業カラーを取り入れたアレンジとも相性が良い商材です。
人気キャラクターの認知度と企業カラーを組み合わせることで、「ガンダムなのにいつもと違う」という驚きを生み出せるのがポイント。限定ガンプラならではのコレクション性も、ファンの購買意欲を刺激します。

ENTRY GRADE 1/144 νガンダム(セブン-イレブン限定カラー)
■発売日:2022年11月11日(金)
■価格:1,320円(税込)

ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(セブン-イレブン限定カラー)
■発売日:2022年11月11日(金)
■価格:990円(税込)

HG 1/144 ガンダムルブリス[リサーキュレーションカラー/ネオンピンク]
■発売日:2022年11月11日(金)
■価格:1,760円(税込)
■URL:https://gundam-official.com/news/i/news/gunpla/01_9402
『じんべえさん』 × 岩下の新生姜 いつもの青から鮮やかなピンクに変身
『じんべえさん』と岩下の新生姜のコラボでは、キャラクターの色を商品イメージに合わせて大胆に変更したぬいぐるみが登場しました。
じんべえさんといえば、青色の身体が特徴的なキャラクター。しかしコラボグッズでは、岩下の新生姜をイメージした鮮やかなピンク色に変身しています。
普段の青からピンクへと、あえて大きく色を変えることで、「いつものじんべえさんと違う!」という視覚的なインパクトを生み出しているのが特徴です。
一方で、ピンクという色は岩下の新生姜を連想させるため、なぜこのカラーになったのかも分かりやすく、キャラクターと商品の親和性もしっかりと感じられます。
単に珍しい色に変更するだけでなく、コラボ先の商品カラーと結びつけることで、かわいらしさと企業らしさを両立。色違いという分かりやすい仕掛けを活用した好例です。

▲普段のじんべえさん

「岩下の新生姜×じんべえさん」スーパーもーちもちてのりぬいぐるみ
■販売期間:2022年3月30日~
■サイズ:約50×90×120mm
■素材:スーパーもーちもちボア
■価格:1,100円(税抜)/1,210円(税込)
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「岩下の新生姜×じんべえさん」スーパーもーちもちてのりぬいぐるみ(M)
■販売期間:2022年3月30日~
■サイズ:約130×190×335mm
■素材:スーパーもーちもちボア
■価格:2,200円(税抜)/2,420円(税込)
■URL:https://iwashita.co.jp/news/jinbesan/
『ウルトラマン』 × JAL(日本航空) シンボルカラーで彩られた限定フィギュア
『ウルトラマン』とJAL(日本航空)のコラボレーションでは、人気の必殺技「スペシウム光線」を再現した限定フィギュアが登場しました。
この商品は、ウルトラマンの通常カラーとは異なり、JALのシンボルカラーである赤と白を取り入れた限定カラーバージョン。おなじみのウルトラマンに企業を象徴するカラーを組み合わせることで、コラボレーションならではの特別仕様に仕上げています。
ウルトラマンとJALという、一見すると異なるジャンルの組み合わせでも、「赤と白」という共通するカラー要素を持たせることで、両者の世界観を自然につなげているのがポイントです。
キャラクターの人気やファン層を活かしながら、企業のブランドカラーも視覚的に訴求できる「色違いコラボ」の好例といえるでしょう。

ウルトラマン フィギュア スペシウム光線ポーズ JAL カラーVer.
■販売期間:2018年11月1日~
■サイズ(約):全長 23cm
■重量(約) :110g(本体のみ)
■素材 :本体/PVC、台座/MBS、鉄
■販売価格 :10,800円(税込)/数量限定
■URL:https://m-78.jp/news/post-4942
『ガンプラ40周年アニバーサリーUT』 × ユニクロ Tシャツ購入特典がユニクロカラーに変身
ユニクロのTシャツブランド「UT」が展開した「ガンプラ40周年アニバーサリーUT」では、対象商品を2点購入すると、オリジナルの非売品ガンプラがもらえる特典企画が実施されました。
特典のガンプラは、RX-78-2 ガンダムなど人気モビルスーツをベースに、ユニクロのロゴをイメージした赤を基調としたカラーリングにアレンジ。普段とは異なる色にすることで、ユニクロとのコラボレーション限定であることがひと目で伝わるデザインになっています。
さらに、ガンプラ自体を販売するのではなく「Tシャツを購入した人への特典」とした点も特徴です。Tシャツと限定ガンプラを組み合わせることで、ガンダムファンの購買意欲を刺激し、特典そのものにもコレクション性を持たせています。
企業ロゴやブランドカラーをキャラクター商品に取り入れることで、通常の商品にはない限定感を生み出した事例です。

ガンプラ40周年アニバーサリー UT
■販売期間:2020年4月24日~
■販売価格:各1,500円(税抜)
■種類:全8種(RX-78-2 ガンダム、MS-06 ザクII など)
■URL:https://gundam-official.com/news/i/news/goods/news_goods_20200225_39
※商品一部抜粋
グッズ全体の基調にコーポレートカラーを採用する手法
キャラクターそのものの色を変更せず、グッズ全体のデザインやカラーで企業らしさを表現する方法もあります。
この手法なら、キャラクター本来のイメージを大きく変えることなく、企業のコーポレートカラーやブランドの世界観を取り入れられます。キャラクターと企業、双方の魅力を活かしながらコラボ感を演出できるのが特徴です。
『パンダコパンダ』 × ローソン ブルー基調のレトロ可愛い55周年グッズ
『パンダコパンダ』とローソンのコラボレーションでは、ローソンのコーポレートカラーであるブルーをキーカラーに採用したグッズが展開されます。
『パンダコパンダ』のキャラクターや世界観にローソンらしいブルーを組み合わせ、グッズのデザインに企業カラーを取り入れているのが特徴です。キャラクターそのものを大胆に色違いにするのではなく、グッズ全体のカラーやデザインでブランドカラーを表現することで、作品と企業の要素を組み合わせています。
2026年9月8日に発表された55周年アニバーサリープロジェクトの第1弾として展開され、10月8日からは全国のローソンの書籍コーナーでコラボグッズを発売予定。さらに、店内の「ローソンプリント」ではコラボデザインのステッカーも販売されます。

「パンダコパンダ」×ローソンコラボ限定デザイン周年ロゴ
■販売期間:2026年10月8日より
■URL:https://natalie.mu/comic/news/688583
『ドラえもん』 × GUCCI 伝統のミニGGパターン&グリーン・レッドの世界観に融合
『ドラえもん』とGUCCIのコラボレーションでは、ドラえもん本来の水色や特徴的なフォルムを残しながら、GUCCIを象徴するデザインやカラーの世界観に融合させています。
2020年に発表されたコラボバッグでは、GUCCIの伝統的な「ミニGGパターン」や、グリーンとレッドのウェブラインなどを取り入れたデザインにドラえもんを配置。
キャラクター自体をGUCCIカラーに変更するのではなく、ブランドを象徴するパターンやカラーの中にドラえもんを溶け込ませることで、双方のブランドイメージを損なわずにコラボレーションを成立させています。
企業カラーやブランドデザインをグッズ全体に取り入れることで、キャラクターと企業双方の魅力を引き出した事例です。

「グッチ」エピローグコレクションに登場したバッグ
■コラボ発表日:2020年7月17日
■URL:https://www.fashionsnap.com/article/2020-07-18/gucci-doraemon/
既存の色違いキャラを商品カラーに紐づける手法
キャラクターの色を新たに変更するのではなく、作品内にもともと存在する「色違いキャラクター」を商品と組み合わせる方法もあります。
キャラクターの色と商品の味やカラーをリンクさせることで、作品の設定を活かしながら商品の特徴を分かりやすく伝えられるのがメリットです。
『ドラゴンクエスト』 × ローソンストア100 スライムの体色と味の完全一致を実現
『ドラゴンクエスト』とローソンストア100のコラボでは、ゲーム内に登場する色違いのスライムと商品の味を組み合わせたユニークな企画が展開されました。
例えば、「スライムベス=まんごーヨーグルトあじ」「メタルスライム=くろごまみるくあじ」のように、それぞれのキャラクターの色やイメージと商品の味をリンクさせています。
スライムベスやメタルスライムなど、すでにゲーム内で定着している色違いキャラクターを活用しているため、ファンにとっても内容が分かりやすいのがポイントです。
「この色のスライムだから、この味」という組み合わせによって、商品の見た目だけでなく味までイメージしやすくなっています。
さらに複数の色違いキャラクターを展開することで、「全部集めたい」「別の味も試したい」という購買意欲にもつながります。既存キャラクターの設定を活かした、親和性の高いコラボ事例です。

スライムコロネ
■販売期間:2023年11月15日より
■本体価格:160円(税込173円)

スライムむしぱん うきうき♪ラムネあじ
■販売期間:2023年11月15日~
■本体価格:140円(税込151円)

スライムベスむしぱん まんごーヨーグルトあじ
■販売期間:2023年11月15日~
■本体価格:140円(税込151円)
■URL:https://store100.lawson.co.jp/newentry/topics/detail/1475651_5006.html
『ピクミン』 × ファミリーマート 種族ごとの体色とフレーバーの完璧リンク
『ピクミン』とファミリーマートのコラボレーションでは、ゲームに登場するピクミンたちの体色と、商品のフレーバーやカラーを組み合わせた商品が展開されました。
ピクミンには赤・青・黄・ピンクなど、種類によって異なる体色があります。その特徴をコラボ商品にも取り入れ、例えば「ヒダマリノミ」のピンク色をいちご風味と結びつけるなど、ゲームの世界観と実際の商品をリンクさせています。
キャラクターの色と商品の味や素材が結びつくことで、「このピクミンだからこの味」という分かりやすさが生まれるのが魅力です。
また、複数の商品を並べたときにもカラフルで目を引きやすく、どれを選ぶか考える楽しさもあります。キャラクターの既存設定を商品開発に活用することで、ファンが楽しみながら購入できるコラボに仕上げています。

ピクミンがはこんできた果実でつくった4種のフルーツサンド
■販売期間:2023年7月4日~
■価格:369円(税込398円)

カワスベールのチョコブラウニーサンド(バナナクリーム)
■販売期間:2023年7月4日~
■価格:232円(税込250円)

ヒダマリノミ(いちご蒸しパン)
■販売期間:2023年7月4日~
■価格:147円(税込158円)
■参考URL:https://www.family.co.jp/company/news_releases/2023/20230630_01.html
【マーケティング視点】なぜ「色違いコラボ」はバズるのか?
「色違いコラボ」が注目を集める理由の一つが、公式だからこそ生まれる非日常感です。普段から見慣れているキャラクターの色を公式が大胆に変更することで、「いつもと違う!」という驚きが生まれます。
二次創作とは異なり、企業と版元が正式に展開する限定仕様であることも、ファンにとって特別感を感じる要素といえるでしょう。
また、色の変化はSNS上で「ツッコミ」を生みやすいのもポイントです。「なぜその色になった!?」「色が違うだけで別キャラみたい」といった驚きが、写真や感想を投稿するきっかけになります。
こうしたUGC(ユーザー生成コンテンツ)が生まれれば、企業からの発信だけでなく、ファンを起点とした情報拡散も期待できるでしょう。
つまり「色違い」という分かりやすい変化に、非日常感とSNSで語りたくなる意外性を掛け合わせることで、コラボ商品の認知拡大につながる可能性があります。
公式の「遊び心」がコラボを成功に導く
企業コラボにおける「色違い」は、キャラクターの印象を変えるだけでなく、企業やブランドを象徴するカラーをファンに印象づける手法でもあります。
キャラクター自身を企業カラーに染める方法から、グッズ全体の色でブランドの世界観を表現する方法、既存の色違いキャラクターと商品の味を組み合わせる方法まで、さまざまなアプローチがあります。
大切なのは、キャラクターへのリスペクトを保ちながら、企業ならではの「遊び心」を加えること。その意外性や限定感がファンの心をつかみ、SNSでの話題化にもつながります。
あなたが一番「意外!」と感じた色違いコラボはどの事例でしょうか?ぜひコメントやSNSで教えてください。