ふるさと納税のアニメコラボ事例まとめ【関東編】
ふるさと納税とは、故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。寄付することで、住んでいる自治体の住民税の減額や所得税の払い戻しを受けられます。
2008年の開始から年々利用者は増加しており、2022年度には約9,654億円もの規模となっています。また、ふるさと納税による返礼品は、食べ物、旅行、雑貨、イベントなど、自治体によって千差万別。本記事では、関東の市町村によるふるさと納税とアニメのコラボ事例6選をご紹介します。
茨城県 大洗町×ガールズ&パンツァー
茨城県大洗町の明治時代創業の「大久保酒店」と、大洗町を舞台にした「ガールズ&パンツァー」のコラボ商品。
3本1セットとなっており、「あんこうチーム」「かめさんチーム」「うさぎさんチーム」という作中のチーム名にちなんだ名前が付けられている。それぞれ純米吟醸蔵酒、吟醸酒、本醸造酒と、嗜好の異なった一杯を楽しめる。
埼玉県 飯能市×ヤマノススメ
飯能発のアウトドアブランド「P3-LABO」と、アニメ「ヤマノススメ Next Summit」のコラボ商品。
「ヤマノススメ」は、飯能市を舞台にした作品で、実在する山や商店街がアニメに描かれている。
本商品は、地元ブランド杉の樹皮柄をデザインしたトートバッグ。焚き火のような収納ポーチやカラビナなど、使い勝手のよさがポイントとなっている。また、収納時は焚き火のぬいぐるみに変身するので、気軽に持ち運びできる。
埼玉県 羽生市×進撃の巨人
埼玉県羽生市の酒蔵「東亜酒造」と、アニメ「進撃の巨人」のコラボ商品。
東亜酒造の400年続く「酒造りの意志」と、復活した「羽生蒸溜所」。作中で2,000年以上受け継がれてきた物語である「進撃の巨人」と重ねたのが、コラボに至った理由だ。
8年、10年、12年熟成の3種のスコットランド産モルトをオリジナルブレンドしたピュアモルトウイスキーで、全世界1,000本の限定発売となっている。
群馬県 渋川市×頭文字D
群馬県渋川市・日本郵便関東支社と、漫画「頭文字D」のコラボ商品。
頭文字Dが同市の伊香保温泉を舞台にしていることからコラボが実現した。1000枚作成され、半分の500枚がふるさと納税の返礼品とされた。切手は、伊香保温泉をバックに主人公と愛車がたたずむデザインとなっている。
ちなみに、残りの500枚はを市内の郵便局で販売したところ、1時間ほどで完売。
神奈川県 藤沢市×アサルトリリィ
神奈川県藤沢市と、アニメ「アサルトリリィ」のコラボ商品。
「アサルトリリィ」は同市を舞台にした作品。作中には藤沢駅前や「江ノ島シーキャンドル」などが登場する。
返礼品はキャラクター3体セット2種類。寄付コースは10万円コースとなっていた。
URL:藤沢市ふるさと納税返礼品に藤沢市ゆかりのドールが登場
東京都 八王子市×パトレイバー
東京都八王子市と、アニメ「機動警察パトレイバー」のコラボ商品。
劇中で登場する「イングラム」が、「篠原重工八王子工場」で製造されていること、また、「機動警察パトレイバーEZY」からアニメ化から30周年であることからコラボが実現。
返礼品は、PATLABOR EZY ×「NA」 designコラボのカードケース。精密微細加工や機械設計など金属全般を手がける「ナラハラオートテクニカル」が製作し、「イングラム」に沿ったデザインに仕上げている。また、素材感やネジの色など細かいところまでパトレイバーの世界観をクールに表現している。
URL:「NA」design PATLABOR EZY カードケース
ふるさと納税のコラボまとめ
ふるさと納税とアニメコラボには以下のような特徴がありました。
- 作品の舞台となった市町村とのコラボが一般的。ただ、印象的なシーンや施設で登場した市町村とコラボすることもある。
- 返礼品は、作品の世界観に合わせたものと、市町村特産のものの2種類がメイン。
いかがでしたでしょうか。同様のコラボを検討している場合、ぜひ参考にしてみてください。