平成レトロが再ブーム!懐かしのキャラクター&最新コラボ特集|『たまごっち』『しずくちゃん』など

この記事でわかること

  • 平成レトロが再ブームしている理由
  • 平成レトロのキャラクターを活用したコラボ事例
  • コラボ企画に平成レトロを取り入れるときのポイント

Z世代を中心に関心を集める「平成レトロ」。シール帳やデコメールなど、平成時代に親しまれたアイテムやカルチャーが、令和時代に再び注目を集めています。特に2026年は、『たまごっち』が発売30周年、『しずくちゃん』が25周年を迎える節目の年。懐かしのキャラクターたちを起用したグッズ展開やコラボも続いています。

本記事では、平成レトロブームの背景を整理するとともに、キャラクター別の最新コラボ事例を紹介します。各企画に共通するポイントから、キャラクターコラボのヒントを探っていきましょう。

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目次

そもそも平成レトロとは

平成レトロとは、平成時代(1989〜2019年)に流行したアイテムやカルチャーを懐かしんだり、新しい魅力として楽しんだりする動きのことです。昭和レトロに続く新しいレトロとして、近年はSNSや店頭でも目にする機会が増えています。

日本インフォメーションの調査*1によると、平成レトロという言葉の認知率は90.1%。年代や子どもの有無を問わず広く浸透しており、関連商品を購入・関心をもって見ている層は47.3%と、約半数にのぼっています。

※出典
*1:日本インフォメーション株式会社|平成レトロに関する意識実態調査ーエモい×懐かしさが共感を生む最新トレンドー

平成レトロを代表するコンテンツ例

平成レトロを代表するコンテンツは、キャラクターだけではありません。クロス・マーケティングの調査*1によると、平成を象徴するものとして、女性を中心にシール帳やルーズソックス、ガラケーのデコメールなどが挙げられていました。

また日本インフォメーションの調査*2では、平成レトロの楽しみ方に世代ごとの違いが見られています。10代は「プリクラ」や「デジカメ」など、写真やSNS映えにつながるコンテンツへの関心が高い一方、30代は「シール帳・シル活」や「ナルミヤキャラクター」など、子どもの頃に親しんだアイテム・キャラクターを懐かしむ傾向が強いことがわかりました。

※出典
*1:株式会社 クロス・マーケティング|平成レトロに関する調査(2026年)
*2:日本インフォメーション株式会社|平成レトロに関する意識実態調査ーエモい×懐かしさが共感を生む最新トレンドー

平成レトロ・平成女児が再ブームになっている理由

平成レトロが再び注目されている背景には、当時を知る世代にとっての懐かしさと、平成をリアルタイムで知らない世代にとっての新鮮さがあります。

創作品モール「あるる」が実施した調査*1では、若年女性の約6割が平成に流行したモノのブームを感じていると回答。平成のデザイン・アイテムは、令和と異なる色使いや質感を持ち、デジタルネイティブ世代にとって新しいスタイルとして映ることがあるようです。

一方、当時を知る世代にとっては、子ども時代や学生時代の思い出を呼び起こす存在でもあります。日本インフォメーションの調査*2でも、平成レトロへのイメージは「懐かしさを感じる」が61.9%で最多となっており、「エモい」(46.7%)、「思い出に浸れる」(35.7%)が続きました。

このように、懐かしいのに新しいという感覚が、世代を超えて平成レトロが支持される理由のひとつといえるでしょう。

編集部のひとこと

平成レトロブームを後押ししたのが、ぷっくりとした立体シールです。文具メーカー「クーリア」が開発したボンボンドロップシールは、2025年12月末時点で出荷枚数が累計1,500万枚を越え、需要に追い付かないほどの人気を集めています。

ラインナップを見てみると、『サンリオ』の定番キャラクターに加え、『たまごっち』など平成時代の懐かしいキャラクターの姿も。平成時代に流行していたシール交換も10代を中心に復活しており、平成キャラクターが再び注目される理由になっているのかもしれません。

※出典
*1:株式会社システムリサーチ 創作品モール「あるる」|“平成に流行ったモノ”の再燃に関する意識調査に関する調査
*2:日本インフォメーション株式会社|平成レトロに関する意識実態調査ーエモい×懐かしさが共感を生む最新トレンドー

【キャラクター別】平成レトロの最新コラボ事例

平成時代に親しまれたキャラクターたちは、近年でも企業とのコラボを通じて注目を集めています。ここでは、平成レトロを感じるキャラクターコラボの最新事例を見ていきましょう。

『たまごっち』

1996年11月23日に発売された『たまごっち』。2026年に30周年を迎えることもあり、異業種とのコラボレーションが続いています。

©BANDAI

株式会社明治では、同じく30周年を迎える「明治うずまきソフト」とのコラボパッケージを企画。1990年代・2000年代・2020年代の『たまごっち』たちが登場し、各年代2種の計6種類が展開されています。

年代ごとの『たまごっち』を描き分けることで、親子で楽しめる設計にしているのがポイント。自分が遊んだ世代のデザインを探したくなる仕掛けになっています。

※出典:株式会社明示|発売30周年同士のコラボレーション 世代を超えて楽しめる限定パッケージ「明治うずまきソフト(たまごっちパッケージ)」2026年7月上旬より順次発売/全国

©BANDAI
©BANDAI

レッグウェアメーカーの岡本株式会社では、「脱げないココピタ」シリーズと『たまごっち』のコラボフットカバーを販売しました。コラボデザインは、30周年の記念イラストをカラフルに仕上げた「30周年アート」と、初代『たまごっち』の画面内をイメージした「90's ドット絵アート」の2種類。特に「90'sドット絵アート」は、ベースカラーがグレーになっており、初代で遊んでいた人たちが懐かしく感じるデザインになっています。

こらぼDBでは、『たまごっち』と「脱げないココピタ」のインタビュー記事を公開中!初代のデザインを選んだ理由や商品企画の背景を知りたい方は、ぜひご覧ください。

※出典:岡本株式会社|30周年を迎える『たまごっち』とのコラボが実現 『脱げないココピタ×たまごっち』コラボデザインが新登場!

『しずくちゃん』

2001年に誕生した『しずくちゃん』も、2026年で25周年を迎えます。2024年6月には、公式Xでイラスト投稿が始まり、平成レトロブームも相まって再注目されました。

©Q-LiA
©Epos Card Co.,Ltd.All Rights Reserved.

株式会社丸井グループでは、2026年5月より、『しずくちゃん』デザインのエポスカードを展開。定番デザインを復刻した「あおぞら」と、しずくちゃんたちが楽しくお買い物をする様子を描いた「みんなでおかいもの」の2種類のデザインが用意されています。

新規入会や切り替えから3ヶ月以内に累計10万円以上を使うと、ボンボンドロップシールをデザインした「しずくちゃんオリジナルクリアポーチ」をプレゼント!有楽町マルイを皮切りにPOP UP STOREも開かれ、体験型コラボとしても反響を呼んだ事例です。

※出典:株式会社丸井グループ|しずくちゃんエポスカード

©Q-LiA

2026年11月14日からは、全国のラウンドワン店舗で『しずくちゃん』とのコラボがスタート!ドリンクやフードなど、『しずくちゃん』たちをイメージしたコラボメニューが販売され、1点注文するごとにオリジナルノベルティをゲットできます。

東京の吉祥寺店には、壁紙やテーブルを『しずくちゃん』仕様にしたカラオケのコラボルームも登場!「食べる・遊ぶ・歌う」と楽しみ方ごとに特典が用意されており、何度も足を運びたくなるコラボ設計が特徴です。

※出典:株式会社ラウンドワン|2026年11月14日朝10:00スタート!しずくちゃん × ROUND1 コラボキャンペーン開催!

『ぷくぷくあわわちゃん』

カミオジャパンが展開する『ぷくぷくあわわちゃん』は、しゃぼんから生まれたわんぱくなキャラクター。あわわちゃんを中心に、あわっこちゃんやみずずくん、おゆゆねえさんなど個性豊かな仲間が登場します。平成時代には、『ぷくぷくあわわちゃん』の文房具が多く販売され、筆者も交換ノートやシール手帳でよく親しんでいました。

©KAMIO JAPAN

そんな『ぷくぷくあわわちゃん』は、25周年を迎えるアパレルブランド「Heather」と初コラボ!マスコットチャームをはじめ、スマホチャームやシール帳など見た目も可愛らしいコラボグッズが販売されました。

トレンドを意識したデザインはもちろん、毎日持ち歩きたくなる実用性にもこだわっているのがポイント。シール帳がラインナップに入っているのも、今のシール人気を踏まえたものと考えられます。

※出典:PR TIMES|「ぷくぷくあわわちゃん」と25周年を迎える「Heather」が初コラボ!おもわずキュンとする限定コレクションを展開

©KAMIO JAPAN

2026年4月には、初音ミクをはじめとするピアプロキャラクターズとのコラボも実現!人気のバーチャルシンガーたちが、カミオジャパンの『ぷくぷくあわわちゃん』『ハッピーマーチ』『ラブ友』の3シリーズとそれぞれ共演しました。

平成女児にとっては、とてつもなく懐かしいラインナップ。平成ファンシーの色彩とタッチが印象的で、パタパタメモやシールフレークなど学生時代に使ったようなファンシー文具が展開されています。

※出典:初音ミク公式ブログ|ピアプロキャラクターズ×平成ファンシーキャラクターのコラボグッズが登場!!大丸神戸店・東京店で先行販売決定♪

『お茶犬』

2002年に登場した『お茶犬』は、見ているだけでも癒やされる人気キャラクター。2026年でデビュー24周年となり、平成レトロブームとともに再注目されています。

©2002,23 SEGA FAVE / HORIPRO
©CAPCOM

カプコンカフェ池袋店・梅田店では、『お茶犬』とのコラボカフェを開催。緑茶犬のリョクをモチーフにしたオムライスをはじめ、キャラクターの特徴を捉えたフード・スイーツ・ドリンクメニューが展開されました。

オリジナルノベルティには、コースターとブロマイド風ポストカードを用意。キャラクターごとに異なるデザインを採用しており、推しを手に入れる楽しさを演出しています。

※出典:カプコンカフェ公式サイト|カプコンカフェ 池袋店&梅田店 お茶犬たちと「ほっ」としちゃうコラボメニューを大公開!

『エンジェルブルー』(ナカムラくん、メゾ ピアノ)

『エンジェルブルー』は、1990年代後半から2000年代前半にかけて、小・中学生の女児に支持されたジュニアブランドです。「ポンポネット」や「メゾ ピアノ」など、人気キャラクターのTシャツや筆箱を持っていたという方も多いのではないでしょうか?

ⒸNARUMIYA INTERNATIONAL CO.,LTD.
ⒸNARUMIYA INTERNATIONAL CO.,LTD.

靴下専門店「靴下屋」では、そんな『エンジェルブルー』の「ナカムラくん」と「メゾ ピアノ」とのコラボ靴下を販売しています。ボーダー刺繍のミディ丈ソックスには、キャラクターの顔をワンポイントで刺繍。総柄ソックスには、顔の柄に☆や♡の小さなモチーフが散りばめられており、平成らしいポップさを感じられるデザインとなっています。

当時のブームを支えた小中学生が親世代になっていることもあり、自分の子どもと一緒にキャラクターグッズを楽しむ機会になりそうです。

※出典:タビオ株式会社|ナルミヤキャラクターズ×靴下屋

平成レトロのキャラクターコラボ、どんな種類がある?

平成レトロのキャラクターコラボは、食品からイベントまで、さまざまな形に広がっています。

キャラクターコラボの種類特徴
食品・飲料・日用品とのコラボ・普段の買い物の中でキャラクターに触れられるのが魅力
・既存商品のパッケージにキャラクターを採用する方法なら、コラボを実現しやすい
ファッション・雑貨・文具とのコラボ・キャラクターのビジュアルや色使いを生かしやすい
・日常で使えるアイテムに展開することで、ファンがキャラクターを身近に感じられる
コラボカフェ・ポップアップなどの体験型企画・キャラクターの世界観を空間全体で楽しむことができ、SNS投稿のきっかけになりやすい
・飲食体験を組み合わせれば、メニューや装飾、ノベルティまで一貫したテーマを設定できる

企業がコラボの企画を考えるときは、自社商品とキャラクターの親和性を踏まえ、ターゲット層を明確にすることが重要です。企業がアニメ・キャラクターとコラボする方法については、以下の記事をご覧ください。

平成レトロのキャラクターコラボを企画するポイント

キャラクターコラボで成功している事例には、いくつかの共通点が見られます。ここでは、ファンに受け入れられやすいコラボのポイントを、3つに分けて解説します。

当時のデザインや世界観を再現し、ファンの懐かしさを刺激する

平成レトロのキャラクターとコラボするときは、当時のデザインや世界観をどこまで再現するかが重要です。たとえば、『たまごっち』のドット絵や平成ファンシー特有のカラフルな配色は、当時のファンの懐かしさを呼び起こす要素になります。

実際に、日本インフォメーションの調査*1でも、平成レトロ風のパッケージで購入意向が高いのは「キャラクターコラボのパッケージ」(40.1%)と「復刻版パッケージ」(38.8%)でした。

単純に昔のデザインを復刻させるだけでなく、描き下ろしによる新規デザインも並べることで、懐かしさを求める人と新鮮さを求める人の両方に応えられるでしょう。

※出典
*1:日本インフォメーション株式会社|平成レトロに関する意識実態調査ーエモい×懐かしさが共感を生む最新トレンドー

世代を超えて楽しめる設計する

平成レトロを楽しむ層には、当時夢中になった世代と、SNSや復刻商品を通じて初めて知る世代がいます。そのためコラボ商品でも、世代ごとに異なる楽しみ方を用意するのがポイントです。

当時を知る世代には懐かしさを感じられるデザインを、若い世代にはファッションや推し活に取り入れやすいデザインを用意するなど、ターゲットに応じた商品展開を検討しましょう。親子や友人同士で一緒に楽しめる商品にすれば、世代を超えたコミュニケーションのきっかけにもつながります。

SNSでの話題化や認知拡大を意識する

懐かしさを誰かと共有したくなることも、平成レトロの魅力のひとつです。描き下ろしの限定デザインや店頭でのフォトスポットなど、ファンが自発的に発信したくなる要素を企画に取り入れることで、新たなファンとの接点を生み出せます。

「昔これを持っていた」「このキャラクターが好きだった」といった思い出は、SNSでのコメントや写真投稿につながりやすいテーマです。SNSでのハッシュタグキャンペーンや購入者限定のノベルティ企画など、ファンが参加できる仕組みを意識してみましょう。

平成レトロを彩ったキャラクターとのコラボで、新たなファンとの接点をつくろう

本記事では、平成レトロブームの背景と最新のコラボ事例を紹介しました。平成時代に人気を集めたキャラクターとのコラボは、SNSで反響を呼びやすく、新たなファンとの接点をつくる機会にもなります。

一方で、キャラクターとのコラボでは、IPの選定から権利元との交渉、商品企画、販売戦略まで検討すべき項目が多岐にわたります。自社だけで進めるのが難しい場合は、ライセンスエージェントなどの専門家に相談するのもひとつの方法です。

アニメトコラボでは、アニメ・キャラクターとのコラボを検討する企業に向けて、企画立案から権利元との交渉まで総合的にサポートしています。平成レトロの人気を新たなビジネスチャンスにつなげたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。