電車(鉄道会社)のアニメコラボまとめ【九州編】
単なる移動手段としてだけではなく、車両のデザインや車窓から見える風景など、レジャーとしても楽しい電車。実は日本には、いわゆる大手私鉄が16社、それ以外の小さい私鉄が50社以上があります。今回は、主に九州を拠点とする鉄道会社のコラボ事例6選をご紹介します。
なお、他の地域についてもまとめていますので、以下を参考にしてください。
【東北編】
【中部編】
西日本鉄道×初音ミク
初音ミクを中心としたバーチャル・シンガーが、ライブと企画展を一緒に開催しているイベント「マジカルミライ2024」とのコラボ。さらに、タイアップ電車の運行に加え、「三国が丘駅」の駅名が「初音ミクにが丘駅」 に。さらに、制服姿の初音ミクの記念乗車券セットを、数量限定で発売する。
実施期間:2024年7月20日~8月31日
西日本鉄道×妖怪ウォッチ
福岡市天神地区の街づくりをしている「WeLove天神協議会」が展開した「妖怪ウォッチ」関連イベント。その一環として、天神大牟田線にてラッピング電車「妖怪ウォッチ電車」が運行された。外観だけでなく、シートにも約50体の妖怪が隠れているなど、車内も「妖怪ウォッチ」一色となっている。
実施期間:2014年12月1日〜2015年4月5日
熊本電気鉄道×ケロロ軍曹
同社の5000形5101A号車が通称「青ガエル」と呼ばれていることから実現したコラボ。「ケロロ軍曹」によって特別仕様の内外装にデザインされ、「ケロロ電車」として運行した。ケロロ軍曹の声優を務める渡辺久美子が車内アナウンスを担当。さらに、出発式ではケロロ軍曹とくまモンの共演が実現した。
実施期間:2012年10月13日〜2014年10月12日
南阿蘇鉄道×ONE PIECE
尾田栄一郎が熊本県出身であることをきっかけに実施されている「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」。その一環として、南阿蘇鉄道の全線運転再開を記念し、ONE PIECE×南阿蘇鉄道コラボ列車「サニー号トレイン」が運行された。さらに、沿線の景色に隠れた人気キャラクターを見つける企画や、記念撮影スポットの設置なども実施。
実施期間:2023年7月22日〜不明
北九州モノレール×銀河鉄道999
「銀河鉄道999」のキャラクターがデザインされた、ラッピング車両「銀河鉄道999号」が運行。駅前や道路の上空を走るモノレールが「銀河鉄道999」のイメージにぴったりだったこと、そして、松本零士が沿線の高校に通っていたことから実現した企画だ。2017年に初代の運行が終了し、同年から2代目が運行している。
実施期間:2010年〜
肥薩おれんじ鉄道×マイメロディ、クロミ
肥薩おれんじ鉄道の開業20周年事業を記念し、公式キャラクター「ディーゼルガールズ」とサンリオの「マイメロディ」「クロミ」がコラボ。キャラクターの世界感をイメージしたラッピング列車が運行し、スタンプラリーも実施される。また、缶バッジや巾着袋などのコラボグッズも発売。
実施期間:2024年4月27日〜不明
電車(鉄道会社)のコラボまとめ
電車(鉄道会社)とアニメコラボには以下のような特徴がありました。
- 主流はラッピング電車。それに加え、スタンプラリーやキャラクターの看板の設置などが行われることが多い。
- 地域のイベントと関連してコラボするケースがよく見られる。その他、作者が鉄道が走っている場所と関係していることもコラボ理由としてあり。
- コラボ期間は1年以上と比較的長期間にわたることもある。
いかがでしたでしょうか。同様のコラボを検討している場合、ぜひ参考にしてみてください。