六本木ヒルズの52階、海抜250メートルに位置する都市型展望台「東京シティビュー」。現在、天文学の歴史を揺るがす熱き人間模様を描いた『チ。 ―地球の運動について―』との特別コラボレーションイベントが開催されています 。最新技術による星空シアターや、哲学の視点を取り入れた展示など、本コラボレーションに込められたこだわりを、企画担当の森ビル株式会社・福岡さんに伺いました 。

海抜250mの都市型展望台

── まずは「東京シティビュー」がどんな場所か、教えてください。

福岡さん:六本木ヒルズ森タワー52階にある、海抜250メートルに位置する都市型展望台です。眼下に広がる広大な東京の都市風景を、全面ガラス張りの開放的な空間からお楽しみいただけます 。高さ11メートルにもおよぶ吹き抜けの開放的な展望ギャラリーが広がり、東京タワーや東京スカイツリー、富士山などを一望でき、ダイナミックなパノラマを楽しめる都内有数の眺望スポットです 。東京の景色から夜景、星空まで、刻々と変化する風景を楽しめるほか、幅広いジャンルの展覧会やイベントも多々開催しています。文化発信が融合した唯一無二の空間として、国内外から多くの来場者が訪れています 。

空に近い展望台を"知の探究の場"に

── 今回のコラボに至った経緯について教えてください。

福岡さん:展望台の魅力である眺望をさらに引き出すため、新たな体験を提供したいと考えていました 。そこで、春の特別企画として「空」や「星」といった展望台との親和性が非常に高い『チ。―地球の運動について―』とのコラボが候補に上がり、無事実現に至りました。

── 『チ。―地球の運動について―』のどんな点に親和性を感じましたか?

福岡さん:『チ。 ―地球の運動について―』は15世紀の天文学をテーマにしており、「空に近い場所」である展望台との相性が抜群でした 。また、当施設のお客様層である知的好奇心の強いお客様に深く刺さるメッセージ性を持つ作品であり、単なるキャラクターイベントを超えた「知の探求の場」を作れると考えたためです。 作中で描かれた、中世の天文学者たちが抱いた「宇宙の美しさ」への感動に触れたとき、窓の外に広がる星空や街の灯りは、いくつもの偶然と情熱が重なって初めて存在し得る「特別な景色」へと姿を変えるはずです。

中世の星空と現代の輝きの交錯。次世代プラネタリウムで時空を超えた旅を

── 今回のコラボにおける最大の注目ポイントを教えてください。

福岡さん:次世代プラネタリウム「MEGASTAR」による星空シアターです。プラネタリウム・クリエーター大平貴之氏率いる大平ラボにご協力いただきました。「MEGASTAR」が投影する肉眼では捉えきれない数百万の星々と、東京シティビューから見える東京の夜景を同時に楽しむことができます。『チ。 ―地球の運動について―』の登場人物たちが電気のない暗闇の中で見上げ、魅了された「中世の星空」。そして今、科学の発展の先にある「現代の輝き」。この2つが交錯する、時空を超えた没入空間が創出されています。数百万の星々と137億光年の広大な宇宙空間を旅することで、時空を超えた体験を楽しめます 。

<星空シアター>

── 他にも「ぜひ見てほしい!」というポイントはありますか?

福岡さん:絶景と名シーンが重なる「絶景フォトスポット」です。東京タワーを中心とした都市風景を一望できる大空間に、『チ。 ―地球の運動について―』の登場人物が夜空を見上げる名シーンが巨大バナーとなって登場します。実際の東京の絶景と、真理を追い求めた彼らの視線が交差する、展望台ならではのダイナミックな展示空間をお楽しみいただけます。

さらに、会場内にはまるでマンガの1コマに入り込んだような写真が撮影できる特設フォトスポットも。白黒の線画で表現された作中の背景やアイテムの中に立つことで、ご自身が『チ。 ―地球の運動について―』の物語の登場人物になったかのような、作品に入り込んだような特別な一枚を撮影いただけます。

<会場エントランス(夜景)>©魚豊/小学館
<フォトスポット>©魚豊/小学館

── コラボグッズも販売されているようですね!

福岡さん:はい、『チ。 ―地球の運動について―』の重厚な世界観を日常に取り入れられる、シックで大人向けの展覧会限定オリジナルグッズを特設ショップで販売中です 。また、作品のテーマに合わせて厳選した「天文」や「宇宙」にまつわる美しいセレクトアイテムも多数展開しています。知的好奇心を満たすお土産としても非常におすすめです!

※画像はいずれもイメージ

作品の「言葉」と展望台の「景色」を通じて、思考を深められるような空間に

── 企画段階での裏話や、こだわった点はありますか?

福岡さん:企画段階で、単に原画を展示するだけでなく、作品の根底にある「信念」や「真理」をどう体験に昇華するかを深く議論しました 。そこで、現代の哲学者である谷川嘉浩氏による企画協力のもと、作品の言葉と展望台の景色を通じて、来場者自身が思考を深められるような展示空間を目指しました。

<展示風景>©魚豊/小学館
<展示風景>©魚豊/小学館

── 最後に、来場を検討されている皆様へメッセージをお願いします。

福岡さん:海抜250mの展望台から見下ろす現代の東京と、中世の人々が命がけで探求した星空 。2つの景色が重なり合う東京シティビューで、皆様の“世界の見方が変わる”ような特別な体験をお届けします。ぜひ、美しい景色と『チ。 ―地球の運動について―』の熱い物語が交差する空間へ足をお運びください。お待ちしております 。

コラボイベントの詳細はこちら!

  • イベント名:『チ。 ―地球の運動について―』×東京シティビュー~世界の見方が変わる体験を、展望台で~
  • コラボ期間:2026年4月10日(金)~6月8日(月) 
  • 会場:東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
  • 会場:10:00~22:00(最終入館21:30)
  • 一般料金:
    • 〈オンライン料金〉※日時指定制:一般 2,200円/高校生・大学生 1,600円/4歳~中学生 1,000円/65歳以上 1,900円
    • 〈当日窓口料金〉※日時指定制:一般 2,400円/高校生・大学生 1,700円/4歳~中学生 1,100円/65歳以上 2,100円
  • 数量限定特典付きチケット(定数に達し次第販売終了予定)
    • 〈オンライン料金〉※数量限定/事前予約/日時指定制:一般 2,300円/高校生・大学生 1,700円/4歳~中学生 1,100円/65歳以上 2,000円
    • 〈当日窓口料金〉※日時指定制:一般 2,600円/高校生・大学生 1,900円/4歳~中学生 1,300円/65歳以上 2,300円
【数量限定特典付きチケット購入者特典】特製原作コマしおり(全8種)

まとめ

いかがでしたでしょうか。海抜250mの圧倒的な眺望と、プラネタリウム100周年を記念した最新技術、そして哲学的な問いかけが融合した「知の探求」を体現する、他に類を見ないイベントとなっています 。現代の絶景の中で、作品が持つ熱き信念に触れ、自分自身の世界の見方を再発見する貴重な体験となるでしょう 。