1996年に発売されて以来、世代を超えて愛されるデジタルペット「たまごっち」。
最近では、Y2Kカルチャーのトレンドとして再注目されています。
この唯一無二のゲームと、10月1日よりコラボしているのが、小林製薬の『噛むブレスケア』。
デジタルペットゲームと、口臭ケアができるグミのコラボ……?
接点のなさそうな2つを繋いだ想いやきっかけは一体なんなのか。担当者の奥井さんにお話を伺いました!

「あったらいいな」をカタチに。ニッチ市場を切り開く製品開発
──まずは、御社の創業からの歩みや、大切にされているコンセプトについてお聞かせいただけますか。
奥井さん:弊社は、大阪府大阪市に本社を構える、1919年設立の医薬品・日用品メーカーです。「あったらいいなをカタチにする」というスローガンを掲げ、ニッチな市場を切り開く製品開発を行っており、『ブレスケア』『消臭元』『熱さまシート』など、幅広い製品を取り扱っています。
今回たまごっちとコラボした「噛むブレスケア」は、2001 年に発売されたグミタイプの口中清涼食品です。 “息をリフレッシュしたい”、 “水なしですぐ対処したい”という生活者のニーズに着目しており、ニンニクやアルコールなどの気になるお口のニオイを手軽にケアできる製品となっています。

懐かしさと新鮮さで「Y2K」トレンドにマッチ
──今回、この「噛むブレスケア」と『たまごっち』がタッグを組むことになった、きっかけや経緯は何だったのでしょうか。
奥井さん:「噛むブレスケア」の課題は、20~30代の若年層から「自分向き」だというイメージが低いことでした。
そこで注目したのが『たまごっち』です。子どもの頃遊んでいた大人たちから初めて目にするZ世代まで、全世代に響くと考えました。
また、社内アンケートでも『たまごっち』とのコラボを望む声が多く、「これはぜひ実施したい!」と思ったんです。
──数あるコンテンツの中で、『たまごっち』を選ばれた決め手は?
奥井さん:「たまごっち」は、1996年の発売以来世代を超えて愛され、2025年8月には国内外累計出荷数1億個を突破しました。
特に、最近では『推し活』や『Y2K』ブームも相まって、今また爆発的な人気を博しています。
「Y2K」ブームは、1990年代後半から2000年代初頭のファッション・文化のリバイバルであり、20~30代に響くトレンドです。
この世代はまさに、「噛むブレスケア」の魅力を伝えたい若年層。懐かしさと新鮮さを提供できると感じ、コラボに踏み切りました。

パッケージのイラストは、"あの頃"のまま!
──ズバリ、今回のコラボで一番の目玉となるポイントや、ぜひ注目してほしい点はどこでしょうか。
奥井さん:癒される可愛らしい「たまごっち」を施した、全10種類の限定デザインボトルです。
パッケージにはおなじみのまめっち、めめっち、くちぱっちが登場。さらに、製品本体にも、ご飯を食べる「たまごっち」のイラストを使用しています。
フレーバーは、定番で人気のレモン味です。これに、タブレット菓子として人気の高いヨーグルト味をアソート。
甘酸っぱい風味で、息も気分もリフレッシュできるはずです!

「餃子を食べるくちぱっちがかわいい!」と発売前から評判○
──リリース後、ユーザーさんや『たまごっち』ファンの方々からの反響はいかがでしたか。
奥井さん:発売前にもかかわらず、SNSでは多くの声をいただいています。
「餃子を食べるくちぱっちがかわいい!」「買わない理由ない」といった、ありがたいお声をいただきました!
──最後に皆様にメッセージをお願いします!
奥井さん:「噛むブレスケア」はこれまでも、様々なキャラクターやキャンディメーカー、飲料メーカーとのコラボレーションを行ってきました。
今後も、味覚や視覚で楽しめるようなラインナップを提案し、皆様のニーズに合わせた満足度の向上を目指していきます!
コラボ情報
- コラボ名: 噛むブレスケア たまごっち(レモン&ヨーグルト)
- 発売日: 2025年10月1日(水)より数量限定発売
- カテゴリー: 口腔衛生品(口中清涼食品)
- メーカー希望小売価格: 396円(税抜) 25粒
- 発売場所: 全国

まとめ
今回の「噛むブレスケア」×『たまごっち』コラボは、Y2Kブームと相まって大きな話題となりそうですね!
奥井さんのコメントからも、「たまごっち」の可愛さや懐かしさに期待が集まっているのが伝わってきました。
パッケージにはおなじみのキャラクターたちが登場し、思わず集めたくなる仕掛けも魅力です。
遊び心と実用性を兼ね備えた、素敵なコラボレーションですので、ぜひ皆様お買い求めを!